発言の真意を汲み取ろう
人の発言はどの様な意図があるのだろうか。
これをして欲しいということや、また汲み取ってほしいとか、もっと話を聞いてほしいとか、周りに単に合わせた発言とか、笑わせたい発言とか、自分が満足したい発言とか、様々な発言の裏には様々な意図がある。その意図を汲み取れる様になる事が大切なのだと感じている。
tips:人の発言の真意を汲み取れる様に、様々な発言を鵜呑みにするのではなく、その背景を知る練習をしてみましょう。
ステップ1:相手の発言に興味を持つ。
相手の発言というよりもむしろ相手に興味・関心を持つ事がまずは大切だと思う。
その人の表情・態度そして発言、よく観察をしてみるところから行なってみましょう。
ステップ2:必ず1回は質問する。
「自分に自信が持てない」という弱音を打ち明けられたとすると、いきなり「自信を持つには...」ではなく、相手の発言の真意、つまりなぜ相手はそう発言したのかを考えてみるところから「何が自信を持てなくさせているの?」「自信が持てる様になったらどの様なことにチャレンジ来るの?」「自信を持って行動できた事などはあるの?」など必ず質問を行なって、相手の心理状態を明確に把握する様に努めると良い。
ちなみに、WhyではなくWhatの質問の方が相手は圧迫感を感じないので、なぜ?よりもなに?の質問を多くしてあげると良い。
ステップ3:共感、承認をする
相手の発言に対して「いやいやそれは....」「自分は...」だと気持ちのいいコミュニケーションだと言えない。やはり共感してあげて、そして承認をしてあげる事がとても大切になる。当然微笑みやうなづき、そして相槌なども入れてあげるのがベター。
ステップ4:とことん相手の立場になって考えてみる。
これは本当に難しい事である。人は家族や恋人、友人でもどうしても他人なので痛みの共有は出来ない。想像は出来るが、他人の気持ちは推し量る事までしか出来ないのである。そのため、この人は今どの様な気持ちで、どうなりたいのか?をどこまで相手と同じ感覚に近づけようとするかが大切。
コミュニケーションってやはり自己満足ではなく、どれだけ相手の立場で考えられるかが大切だと思う。コミュニケーションが上手い人は話し上手よりも聞き上手な人だと最近感じている。
もっと相手に関心をもち、質問をし、そして承認をしていきたい。