英語教師×コーチング×筋トレ×健康

あなたの”行動”を促すためのブログでありたい

読書感想文No.2「目的思考で学びが変わる」多田慎介

麹町中学校の駆動校長の話。

大切な事は”それは子どものためになっているのか”という事を常に問い続ける事。

これに全ての行動が関係している。

 読む目的

まずは工藤先生の思いや思考を学び、自分の日常の業務に活かせる事が出来ないかを知るため。

要点 

・目的と手段を履き違えない。

達成したい目的があって、何かを手段をしているはずなのに、いつの間にか手段それ自体が目的となっていないかを確認する必要がある。

・方眼ノートの使い方や思考法などを教える。ただし無理強いはしない。

見開き1ページ「授業の狙い・結論」「板書」「気づき・疑問」「まとめ・行動目標」「要約」

・目指すべき生徒像

言語や情報を使いこなす能力

自律的に活動できる能力

異質な集団において交流する能力

・自律とは自分で考え、判断し、行動する力

・全ての判断は子どものためになるかどうか

読んで感じた事

子どものためになっているか?という信念に基づき行動している。そしてそのエネルギ

ー量は凄まじいものがあると感じた。

やはり上位目標を徹底的に考え、そしてそれを教師・生徒に伝える事が出来れば手段は多様で目標は同じなので、ブレないと感じた。

自分は何を求めているのかという事を明確に伝え、それを浸透させるのは相当な努力が必要だと思うが、やはりこのような変える力を持っている人には強く惹かれる。

日常生活にどう活かすか

自分の信念は何なのか。それが明確になればなるほど、色々な行動をとっても周りにも考えや信念が伝わると思う。

信念を確かなものにし、そして明確な目標を共有する。手段は問わないが、全ては子どものためになっているかどうかという判断基準を設ける。

 

 

「多くの教員は勉強することの意味を履き違えてしまっていると思います。だらかむやみやたらに宿題を出す。本来の勉強の意味とは、生徒たちが分かる、分からないを自覚し、分からない事を分かるようにすることです。一律に宿題を課せば、すでに分かる状態にある生徒に無駄な時間を強いることになります」