目の前の成績
昔勤めていた会社の営業時代を思い出す。
やはり民間企業は利益を出さなければいけない。
利益を出さなければ生き残れない。
資本主義の原則である。
営業は自分には向いていなかった。
営業という職はおそらくもう一生しないと思う。
その会社も素晴らしい点は多々あって、学ぶ事は本当に多くあった。
働いている人も魅力的な人が多かった。
ただし当然会社の目標があって、そして自分の目標があって、
月の終わりが近づいてきて、その目標に向かって
なんとか達成しないといけないというあの雰囲気が自分にはキツかった。
利益を出さなければいけない
そのためには目標を達成する必要がある。
目標を達成するためにはお客さんにサービスを売る必要がある。
それは理にかなっている訳なのだが、
自分の目標達成のために、正直お客さんに対して無理をし過ぎた。
そして怒られた。怒られるというかブチ切れされる。呆れられる。
契約もポシャる。
今思えば当然だと思う。
雇われている身としてしなければいけない事と、
無理をしている自分がいてそれがしんどかったというのが本音だろう。
自分の行動と思いが一致していないので、もっと営業として頑張りたいという思いは全く生まれなかった。
今の仕事が楽しい。休日返上でも仕事が楽しいので、苦でもなんでもない。
色々と目標が生まれ、とことん動ける。
楽しいからこそ、自分だけの世界に陥らないようにしないといけない。
本当に自分の行動は生徒の将来を考えられているのか?
目先のことに考えと行動が奪われていないか?
目の前の生徒をどれだけ真剣に考えているか?
俯瞰的に物事を捉えてサステイナブルな教育をしていこうと思う。