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違和感のある方が学びは起きるー学ぶためには自ら色々なところに飛び込もう

 今回はクローズアップ現代伊藤穣一さんが出た時に印象に残っている言葉をいくつか紹介したいと思う。

学ぶ事、これはとても大切である。多くの情報を手に入れて、自分の頭の中で思考し批判する力をつける。学ぶ事はつねに自分の人生をより幸せに導いてくれる。沢山学ぶ事は仕事をする上では欠かせない。どのような商品やサービスが世の中に対してインパクトを与える事が出来るのか、また人間関係においても常に学びが必要である。どのような態度が、振る舞いが、人間関係を円滑にするのか。そして学びはシステム化された教育の場面よりも、日々の実践から学べる事がとても多い。日本の教育の場合は多くの学校でよしとされているのが、知識一辺倒である。これはあまり良くない。学校教育を行う場合確かに時間などの制限があり、教える範囲には限界があると思うが、本来学びには制限をかけてはいけないのである。ここまでと決めてしまったら、ここまでしか覚えないようになってしまう。そうでは無くて宇宙のように学びたい事を自らとことん学んでいくことが大切だと思う。そこでより自発的な学びを生むためにはどうしたらよいのかを考えてみたい。

 違和感がある方が学びは起きる

アメリカに来てからこれは如実に表れるようになった。こちらはアジア系の人種がほぼおらず、授業やランチ、遊びに出かける友達もほぼ全員が別の国、別の人種である。当然そうなると必然的に学ぼうとする。何をー自分の国の事、相手の国の事、文化、宗教、態度、振る舞い方、話し方、ファッションセンスなど日々多くの人と接する中で自分には今まで感じていなかったこと、考えていなかった事をどんどん学ぼうとする毎日が学びである。これらの学びはシステム化された授業よりも遥かに得られるものがあり刺激的で楽しい。

ネットワークの重要性

伊藤さんはコネクターという肩書もあるため、常に人と人を繋げる重要性、ネットワークの重要性を唱えている。そしてネットワークを持つためには常に自分に投資を行い、そして楽をしたら駄目だと言っている。確かにそうだと思う。美味しいご飯を食べる事、温泉に浸かる事、仲の良い友達と遊ぶ事、これらは楽しく、居心地良く感じるだろう。しかし居心地の良い状態では学びは起きにくいと思う。常に自ら逆境状態になるような環境に飛び込みそして多くの人と繋がり、さらに多くの人を繋げようとする事が大切だと考える。ちなみに単に苦しい、辛いだけでは学びは起こらない。目標があってその実現のために大変な道を乗り越える必要もあるかもしれないが、単純に辛い(例えば工場でひたすら弁当に梅干を乗せる作業等)は自分のためにはならない。心の羅針盤を絶えず持ち続け、逆境に飛び込もう。そして自分への投資(金銭として)として重要なのは、情報・知識を買うための費用、違う環境に飛び込むための移動費用だと考える。

クリエイティブになるためには

クリエイティブになるには、自分の頭の固まった考えを壊さないといけないと伊藤さんは言う。そのためには違う世界に身を置くことが重要だと。自分はこの固まった考え方、マインドをinside box、箱の中の思考だと考えている。箱の中でいくらあれこれ考えていてもセレンディピティは生まれない。常に思考する範囲を広げてそしてoutsiebox 箱の外の思考で考えるように心がけないといけない。

人を繋げるには多様性が重要

多くの人を繋げて多様性が生まれる社会を目指すためには、オープンマインド、心を広く持った方が良い。自分は留学に来る前はそれなりに社交的な方だと考えていたが、こちらに来てから留学生の、アメリカ人の社交性に脱帽した。社交性をこれから積極的に身に着けたい。