TED Talks お勧めの3本ー心理学に関する動画

TED TalksーIdea Worth Spreading

 

一つの動画が短いものだと5分程度、長くても20分程度のTED Talks. コンセプトは価値あるアイデアを広めるという事で様々な分野のプロフェッショナルが各研究や実績をユーモアを含ませて聴衆の前で発表するというものだ。

いかにして、オーディエンスの心を惹きつけるのか、TED Talksでは各プレゼンテーターの研究の実績だけでなく、スライドショーや話術など人を飽きさせず、そして楽しませる工夫が沢山詰まっている。

今回はその中からお勧めの3本をご紹介。自信をもってお勧め出来ます。

1 The Key to success by Angela Lee

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成功する人とそうでない人の違いは何にあるのか。出来る子とそうでない子の違いはどこにあるのか。その共通点は”Grit”「やり抜く力」にあるとの事。

何か物事を始めたら途中で投げ出すのではなく、何かしらの結果(例えそれが失敗という形になってしまても)が出るまでやり抜く。まずはやり抜き通すことがとても大切なのだと実感。沢山の事に挑戦して、そして一つ一つやり抜いてみる。どこをゴールと設定するのかは人によって違うと思うけども、ここまでは必ずやると決めたら必ずやり抜き通してみよう。それの積み重ねで大きな成功に近づける。

 

2 The power of believing that you can improve by Carol Dweck

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いや~~これも面白かった。"成長型マインドセット"の提唱者である彼女のスピーチはとても面白い。子ども達がテストを受けた時に「不合格」とするのか「未合格」とするのかこれによって子どもたちのマインドセットは大きく変わってくる。

 つまり”まだ”道半ばというイメージを与える事がとても大切との事。

確かにネガティブなラベルを貼られたら、当然子供たちは「自分はここまでの人間なんだ」と思ってしまい、ここまでしか出来ないのだからもう努力する必要もないと思い、停滞型マインドセットになってしまう。しかし一方で、「未来の道筋」を示してあげる事、つまり「これからだね」というポジティブなイメージを与える事は、子どもたちにとってさらなるやる気、挑戦を喚起させる事につながると思う。

いや~~超納得で。世の中には「仕方がない事」「もう出来ない」といったネガティブな言葉も良く耳にするが、そういってしまうとそれは自分の力ではどうにもできないから努力しなくてよいという逃げ道を作る事になってしまう。

どうしたら良い方向に変えていけるのか、そのためには何が足りないのか、こう考えて未来を考えたほうが確実に成功すると自分は信じております。

「まだ」の力は果てしない。能力を褒めるよりも過程を褒める方が良いというのもこの理由からだと考える。

 

中村アンさん

中村アンという女優の方がいる。彼女はハンパなくスタイルも良いし、あまりにも可愛い。100人男子がいたら、おそらく97人は好きになってしまうだろう。私たちは彼女の外見を重視しがちである。つまり、「中村アンだからあそこまで可愛いし、スタイルもいいんでしょう。」という結果論だけを述べる傾向にある。中村アンの天性の美貌は間違いなくあるのだが、彼女はスタイルを維持するのに尋常じゃな努力をしている。多くの人が見られる事の無い努力をしているこそあれほどの美しさを保っているのだ。外見は結果に過ぎない。やはりそれに至る過程をもっと深く考えていく必要があると思う。

 

魔裟斗さん

魔裟斗という元k-1ファイターがいる。彼は当時70kgの世界で超強かった。世界一流のファイターだった。私たちは魔裟斗だから、当然強いでしょ。魔裟斗はチャンピョンになって当然。という魔裟斗の結果に期待していた。しかし、彼は練習の鬼であった。過酷な練習をこなしてこなしてそしてあれほどの強さを手に入れた。結果は今まで行ってきた努力の総量に過ぎない。結果は当然重要であるが、その結果の背景にある努力をもっと深く見つめても良いのかもしれない。皮肉にも結果が伴わないとプロセスも軽視されがちではあるが。

 

3 How to make stress your friend by Kelly McGonigal 

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仕事のストレス

人間関係のストレス

お金のストレス

 

私たちは日々ストレスを感じながら生きている。

しかし、一つの固定概念として「ストレスは悪い物」という考えが定着しているように思える。しかしこのTED Talksではストレスをどう捉えるかであなたの人生はもっと豊かにそして長生きするというもの。とあるデータによると「ストレスは健康に害を及ぼす」と考えていた人はそうでない人に比べ死亡率が高かったようだ。当然、ストレスがかかりすぎる事は良くない。しかしながら、ストレスや緊張で鼓動が高くなったりするのはあなた自身のパフォーマンスを高めようとして脳が指令を出しているのである。ストレス反応は有用なものであると考えて行動するのも良い。どうストレスを向き合うか、それを考えて人生を送るときっと長生きできるだろう。

 

以上TED Talksの中からお勧めを紹介させていただいた。

研究内容も目を見張るものであるが、オーディエンスの心を捉える工夫が随所に施されているので、ぜひ、彼ら・彼女らのいいとこどりをして真似してもらいたい。

日本人は基本的に、真面目の美学や苦しみの美学があるように思えるのだが、この思考を少しずつ変える時が来ているのだと思う。

勉強をするにしても、仕事をするにしても遊びや楽しみの要素があったほうが絶対に良い。TED Talksはとても勉強になる。