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日本とアメリカの違いー飲食店の接客態度から考えてみる

アメリカ留学

アメリカに留学に来てから約7か月が過ぎようとしている。

こっちに来て肌感覚での違いを色々と感じた。

食事に関してはやはり日本の方が圧倒的にクオリティが高い。

 

パーソナリティに関して日本は一般論を展開する傾向にあると思った。

大衆の多くが言うようなことを自分の中で正しいと考え

それを相手にも発言する。つまり、世間一般で言われているからきっと正しいのだろう

という考えが多くの日本人の意識にはあるのだと思う。だから、意見の対立というのもそんなに起こらないと思う。そして、ずば抜けた意見と言うのもあまり出てこない。

やっぱり他人の事を気にし過ぎているのかな?アメリカは個人の意見をとことん主張するタイプだと思った。

アメリカというか出会う留学生にも結構当てはまる。一般論ではなく、個人論。

だけれども情報を収集する能力も長けている。様々な情報や体験を行った上でじゃぁ自分はどうしたいか?という事がはっきりと言える人が多いと思う。

例え意見の対立はあっても、相手をそれで嫌うという事は一切ない。しっかり違うと思った事に関しては”No”と言える国なのだと思う。日本だと相手との関係性を考えて"No"と正面から言う機会はあまりないと思う。

 和・集団が先にあり、その中での役割を発揮させて個人が形成されるのが日本

個人が最も大切でそして、自然に集団が形成されるのがアメリカ

そんな気がする。もう少し深く考えよう。

・仕事に関する考え方 

日本経済新聞の日本の働き方ここがYes/Noという記事が面白かったのだが、

日本の良さとしては、品質にこだわる点きめ細やかな仕事のプロセス、そしてチームワークだそうだ。そしてアメリカは合理主義・結果主義のため

プロセスはぶっとばしても結果がよければそれでokという事なのだ。

・例えば飲食店での話

自分は就労経験はなくアルバイトしかした事がないけれども、日本はとにかくマニュアル化が得意な国である。それはサービスの効率をあげるためである。特にコンビニ・アパレル・飲食店などはマニュアル化させる事で効率化が図れる。これはある意味素晴らしいのだが、効率化を重視するあまり人間味がなくなりやや機械化されてしまうデメリットがある。コンビニでも声かけから、レジ打ちから、お釣りの渡し方など全てがマニュアルに沿っている。マニュアルがあるからこそ北海道でも沖縄でも同じ接客を受けることが出来るのだけれども。基本的に接客態度に当たり外れがない。

そうじて接客の平均点は高いと言える。そして日本のデメリットとしては、お客様至上主義的なところがある。従業員をやや見下すといったらあれだけれども、従業員とお客さんの間にはマニュアル化された会話以外はほぼ成立しないのが現状だと思う。

そしてお客様が常に偉い。顧客満足のためには従業員は常に立ち位置が下なような気がするし、訳の分からないクレームにも精神誠意対応している気がする。これはちょっと勿体無いとも感じる。

一方アメリカでは

一方アメリカでは多分これといったマニュアルはない。飲食店でも「元気?調子はどう?」から始まり、日常会話はお客さんと従業員の間でバンバン行われる。

従業員同士でもバンバン行う。この前髪を切りに美容室に行ったのだが、

そこでは美容室の従業員同士でも会話を当たり前のようにするし(日常会話)、

また他の会話に美容員の方が会話に入ったりもする(笑)他のお客さん同士でも会話をしたり、とにかく自由なのだ。一言で言えばとてもフレンドリーなのだと思うし、またお客さん対従業員ではなく、個人対個人での会話が成立していると思った。

また決してその間に上下関係はないと思った。個人が尊重されているのは、

敬語がないという点も大きく影響してると思うけども。敬語があると、否が応でも上下関係は作られてしまうから。ただデメリットもある。

レジとかでも普通にお客さんとまた従業員同士で会話をしばらくしていて、待たされる事である(笑)。日本ではあり得ない現象なのだが、アメリカでは良く起きる。

そして得に誰も文句は言わない。自分は大分慣れてしまったけども、

効率化を図ろうとした場合はややボトルネックになってしまう。

まぁ個人的には誰が相手でも”thank you"を言えるアメリカの社会は結構気に入りましたが。

・例えば良く分からない習慣

日本だと、どうしてもグループ・集団・和に重きが置かれて、皆がこれをしているから自分もしないとダメだ、みたいな意識が生まれやすいけども、それは個人的には非常に面倒だと感じる。「え~なんでこれしないの?皆やっているよ?」ではいつまでもaverageから抜け出すことは出来ない。小学生の頃、運動会のリレーが中止になった事があった。競争意識を芽生えさせるのはやめましょうという国の指令なのだけれどもなんともバカらしかった。個人もマニュアル化・キャラ化してそして集団の中での存在感を上手く発揮しようとしているのが日本人の典型的なパターンなのかな?と思った。

だからこそステップをしっかりと踏む丁寧さや、またチームワークを重んじる良さも生まれるのだと思うけれども、やや自分のやりたい事が見えにくくなったり、またしづらくなってしまうのだと感じる。

アメリカでは皆が個人・個人自由に生きている。

「自分はこれがしたいからこうする」というのが当たり前なので、

皆バラバラに生きている印象がある。だから特に人の生き方に干渉することもないし、また皆が目指す方向性が違うので、「みんながやっているから、こうしよう」という習慣もない。デメリットとしては結構ドライな人間関係が形成される点であろうか。

やりたくない事はしっかりとNoと言うし、「皆で仲良くしていこう!」みたいな雰囲気はない。契約社会がゆえ、契約の範囲外の事は特にやらないという点もある。

総じてドライではあるが、皆が冷たいという訳では全然ない。声をかければちゃんと挨拶してくれるし、とても気さくな人が多い。ただ、「個人としてどう生きるか」という点が皆さんが重要視している点だと思う。日本だと皆がやっている事は自分もする必要があると考えがちだと思うが、アメリカだと個人がいかにしてやりたいことをするか

そんなところであろうか。

inside of the box ではなく、out of box

箱の中、決められた範囲の中でどう行動するのかではなく、

箱の外の考えを大切にする事が大切だと感じた。