絶対にネガティブな発言はしない方が良い理由
Bさん「Aさんは本当に凄い人なんですよ」
Aさん「いえいえ、そんな事ございません」
みたいな会話は良く見かける光景だと思う。
日本人だと”謙虚”や”能ある鷹は爪を隠す”が美徳とされて
逆に見栄や自慢は虚栄心であり良くないと思われる傾向に強い。しかし出来る限り
いや絶対に自分をネガティブに見せる・思わせる言葉は発言しない方が良いと思う。
まぁ上記のような会話は社交辞令として当然使う必要もあるとは思うけれども。
「自分には無理だ」
「これは出来ない」
などの発言は避けよう。これには根拠がある。ポジティブな言葉を周りに発信する事が絶対に大切であると。
影響力の武器
アメリカの社会心理学者の権威ロバート・チヤルディー二という方が書いた
”影響力の武器”
という本がある。この本は自分がおそらく読んできた中の本で一番好きな本だと思う。
結構分厚い本なのだが、とてつもなく面白い。大学4年生の時にたまたま図書館で見かけた本なのだが当時の自分の直感力には感謝したい。そくそこまで分厚い本を手にしてくれたと。
そしてこの本には大きく分けて以下の6つの事に関して書かれている。
1 返報性
2 希少性
3 権威
4 コミットメントと一貫性
5 好意
6 社会的証明
詳しくは↓
そしてネガティブな発言、「自分はどうせ・・・」「これは到底出来ない・・・」
という理由がなぜダメなのか。それはネガティブなコミットメントと一貫性を自ら作り上げてしまっているからである。「自分は出来ない」「こういうキャラだ」と周りに発言する事によって、出来なくても仕方がない自分が出来上がってしまう。自分はこう発言したのだから、出来なくても仕方がないと。これは非常にもったいない。チャンスを自ら放棄してしまっている事になる訳だから。人は紙に書いた事、周りに発言した事に対しては一貫性を持たせたい生き物なのである。だから一度発言してしまうと、
その通りに動かないといけないと思ってしまう”生き物”なのである。
だった「絶対に出来る」「これからこれをやる」
このように未来志向、ポジティブな発言を繰り返そう。これも同様に一貫性の原理が働く。人は発言をした以上それをやろうと貫くのである。
無理・無理・無理
可能・可能・可能
出来るか出来ないかなんて正直やってみないと分からない。
だけれども、発言した以上は脳がその方向に向かって努力をしようと、
一貫性の原理が働くのである。
私たちの脳は案外単純である。
さっそく紙に目標ややりたい事を書いて、ネットで発信して、周りの友達にも言ってみよう。