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マックアース ”一ノ本達己さん”

カンブリア宮殿

今日のこちらの天気は雨のち曇り。

今週の土曜日にやってくる留学中最後のSpring Breakを前に

少し寂しい空模様である。

最近inputとout putが上手く出来ているように感じる。

結局仕入れた情報は、どこかにまとめたり

発信しないと脳の奥底に埋もれていしまうという事を実感。

ラーニングピラミッドが示しているように、結局講義というものは情報がほぼ一方通行になってしまう。

 

 

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例えば教師が1人なのに対して、学生の数が200人だと、教師の情報量が例え200だとしても学生が受け取れる情報量は1程度だと思う。

心理学の授業で習ったけれども、人の記憶は大体あてにならない。

というかすぐに忘れてしまう。本当は脳の奥底にあらゆる情報がinputされているらしいのだけれども、引き出す作業をしないと、どうしてもその情報が出てこない。

改めて発信する事や教える事が重要なのだと実感。

 

さて、今回はスキー場を経営している会社マックアースの一ノ本さんの紹介

 

 う~む非常に面白かった。

個人的にスキーやスノーボードはとても好きなので、

今回のカンブリア宮殿は見入ってしまった。

 

スキー=バブルの象徴

”私をスキーに連れて行って”

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”ゲレンデがとけるほど恋したい”

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若者の出会いの場としてスキー場は大いに活躍したらしい。

というかバブル世代の人間ではないので、詳しい事は何も知りませんが(笑)。

スキー場は当時、はっきり言って何もしないでも、多くのお客さんが来ていた。

飯がまずくても

接客態度が良くなかったしても

リフトに乗るために長い間待ったとしても

多くのお客さんが来ていた。

しかしバブルがぶっ飛び、時は流れ

「スキー場まで行くのに面倒くさい」

「試したことがないからやってみたくない」

「寒い」

「高い、遠い」

などなどどんどんスキー離れをする人たちが増えていった。

そして、お客さんを満足させる事に対してフォーカスしてこなかったスキー場は経営不振に陥っていった。

 

そこで登場したのが、マックアースという会社。

www.macearthgroup.jp

 

スノーリゾート請負会社である。

スキー場の役割としては

町全体を支えている・雇用を生み出している

 

この2つが大きな役割を果たしている。

スキー場が無くなると雇用が無くなり、多くの人がその街にはこなくなりそしてその街は廃れていってしまう。

スキー場は地域の活性化には欠かせないのである。

 

しかしながら、20年間変化していなかったスキー場。

いや変化の仕方を知らなかったのかもしれない。

一ノ本さんが行ったことはスキー場一つ一つに対して明確な役割を持たせる事である。

例えば、小さいスキー場でも高速のインターからのアクセスが良ければ、シーズン券を格安で売って、そしてフィットネスクラブ感覚で毎日来てもらう。

このような役割を持たせる。

例えば、都会に近いスキー場であれば、ナイターの営業時間を11時までに延長して、そして大量のイルミネーションをスキー場に施す。

このような役割を持たせる。

またゲレンデ食に力を入れて、

そして食事ついでにスキーやスノーボードを楽しむようにしたり、

また託児所を設けて両親が安心して滑れるような工夫を行う。

などの役割も各スキー場に持たせている。

 

これらは変化である。大きな変化である。

変化を人は恐れる傾向にある。

なぜなら、

もし今までのスタイルを変えた事によってお客さんがさらに減ってしまったら・・・

環境が変わってスタッフが辞めていったら・・・

多くの心配をする事だろう。

人は慣れていないものに対してはどうしても躊躇してしまう事なのだ。

これはどれにも当てはまる事だと思う。

何かを始める時、何かを変える時、企業や人はどこまで変化をすべきなのか、それが周りの環境に対して、市場に関してどこまでフィットするのか。

それらは未来の事だから誰も分からない。

けれども、一ノ本さんはスキー場の周りの環境を非常によく理解していると思う。

どのような変化を行えば、お客さんが多く来るのか。

それを予測する事が得意なように思える。

 

そして、人や企業は目先の利益だけを追うだけでは最終的には成功しないという事が今回のカンブリア宮殿から分かった。

目先の利益だけを追うのであれば、リフトを停止したり、人を削減したり、ゲレ食の質を低下させたりすれば良い。

それらは簡単に行える事だが、消費者はそれらの変化にすぐ気づく。

一旦”ダメだ”と感じたら、そのお客さんを再び呼び戻す事は容易ではない。

結局はどこまでユーザエンドで終われるのかが大切なのだと思う。

どこまで長期的な目標を見据えて、そして目の前のお客さんを満足させる事が出来るのか、そのような継続的努力と変化を恐れない気もちが必要なのかなと。

人にしても企業にしてもそうだ。

どこまで積極的な投資を行えるのかが、成長の鍵になってくると感じた。

 

*まとめ*

・スキー場の周りの環境を正確に捉える

・スキー場の役割を明確化させる

・変化を恐れない

・短期利益に走らない。長期利益を見据える