根拠のない自信が人を成長させてくれるのかもしれない
根拠のない自信、これは大いに自分の武器になる。
そう感じたのはいつごろだろう。
割と幼い頃からなぜか根拠のない自信だけはあった。
それが原因で失敗する事も多々あったけれども(笑)。
ただ根拠のない自信は大いに自分の武器になると考えている。
自信に根拠はそんなに必要ない。
「何となく出来そう、いや自分なら必ず出来る」
こう思えた時点であなたはもう他の人よりも勝ってる可能性がある。
大分前になってしまうが、格闘家の山本kidが初めて地上派のテレビに映った時に、
試合前のインタビュー映像での受け答えをしていたワンフレーズが印象に残っている。
「対戦相手に勝つ自信はありますか?」みたいな質問をされて、kidは当然勝てると言っていた。
そしてその理由が「え?俺だから?」
そうなんとも根拠のない理由なのだが、当時とても印象に残るフレーズだったのを覚えている。
(「神の子、格闘の神の子ども、俺は」このフレーズもめちゃ印象深いですが)
例えば受験前に200日間毎日勉強した。
だから東京大学に合格するが自信がある。
これは根拠のある自身だ。
もちろん、東大に合格するためには、自信だけでは合格出来ない。おそらくinoutとoutputを効率よく行う必要があるだろう。
しかし、最後に重要になってくるのは、
「なんとなく合格する気がする、いや自分なら絶対に合格出来る」
どれだけ自分に自信をもてるか、それも本気で思う事。本気で信じる事。
そこには一切不合格という文字がよぎる事はない。
何かの目標を達成しようとする時、どれだけの努力を行ってきたか、それは目標達成のプロセスの中では必要だけれども、ダイレクトにその努力自体が評価される事はない。
どれだけパフォーマンスを行い、そしてそれが評価されるのか、out putの面に重点が置かれる。
100%の実力、いや120%の実力を発揮するには「根拠のない自信」が大きく左右するのかもしれない。
そしてそれが大いに人を成長させてくれるのかもしれない。