アメリカのバレンタインデー事情とは
”バレンタインデー”
多くの男子が希望と夢を膨らませて、その日を迎える。
特に中学校・高校だと2月14日に勝者と敗者のような構図が出来上がってしまう可能性がある。
日本だと、女子→男子もしくは女子→女子にチョコやお菓子をあげたりするのが恒例行事だと思うけれども、アメリカではどうなのだろう。
【not one way】
アメリカにおいては、女子→男子だけでな、男子→女子にもあげるのが一般的らしい。
特に女子から男子へ、という事でもなく、相互にあげたりするのが日本と違う点。
そして、あげるものは日本だと、チョコレートが一般的だと思うが、アメリカだとチョコに加えて花などもプレゼントするらしい。
やはりバレンタインデーバラの花が人気があるらしい。それに手紙を加えてセットであげるのが一般的のようだ。
【アメリカの消費額を上げる日】
アメリカではHallo Weenと秋休みにあるBlack Friday(11月の第4週の金曜日)、さらには年末商戦(Black Friday~年末)、そしてSpring Breakに消費が上がる傾向にあるけれども、企業にとって2月14日のバレンタインデーはとても大切のようだ。
年末商戦が終わってから、Spring Breakまでは3か月以上もあり、この辺りどこかでカンフル剤を市場に投入したい訳である。
祝日は消費者にとっても企業にとってもやはり大切な日。
【日本の祝日】
そこでふと思った。
日本では今年に山の日というものが2016年の8月11日に新たな祝日として制定された。
消費も何円か忘れたが、かなり多くの額が動くらしい。
消費が増えれば景気は上向きになる傾向にある。
安倍さんが掲げているGDP600兆円を達成したいなら、日本は祝日をもっと増やせば良いのではないだろうか。
いやそんな簡単な事でもない。
日本は有給消化率は先進国の中でも確か60%程度でかなり低いのである。
その代わり祝日が年間で約18日と先進国の中でも多い方。
そんなすぐには祝日は作れない。
それと企業の生産性も休みばかりだと下がってしまう。
【希少性の原理と機会費用】
ちょっと話は逸れてしまうが、人は物を与えられすぎるのを本能的に嫌う生き物なのだと思う。
希少性の原理というものはあって、貴重なもの、限定品、そういったものに人は魅了される。
【限定20個・羽田空港限定キティちゃん】みたいな物があったら買いたくなる人も当然いるだろう。
また機会費用おいう原理も経済学の用語である。
何かをすという事はかならず何かを失っているのである。
だから人は今何をしているのかに、意識を集中させる必要がある。
いつでも何かがある状態は意図的に無くしていかないと行けない。